ピーク法によるタイミング行動の形成と時間的分布
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Two experiments examined interval timing behavior in mice and rats. In the first experiment, subjectswere mice, and in the second one they were rats. The animals were trained using the peak procedure that was avariant of a discrete trial fixed interval (DT-FI) schedule. On food trails, the first lever press response more than30-s after tone stimulus onset terminated the stimulus and presented a food pellet. On empty trials, the tonestimulus lasted for 90-s with no food. The temporal distributions of responses in mice and rats were calculatedby averaging responses over 180 empty trials. Training progressed in both animals in a way similar to Gaussianfunction curve. Peak time, which shows the peak of regression curve fitting the Gaussian function, correspondedto 30-s with wide variability in both experiments. This proved to be a good index to the interval timing behavior.In the second experiment, we considered various regression fitting variables, especially concerning the numberof trials. Temporal distribution seems to be affected by various factors including individual differences intraining sessions.
- 広島大学総合科学部の論文
著者
関連論文
- P-1-1 ラットの時間知覚における前頭葉,海馬及び小脳の情報処理過程の検討
- マウスのエタノール経口摂取にともなう酔いの2種類の行動的評価
- P1-19 ラットの3音弁別課題における学習形成過程の検討(日本動物心理学会第66回大会発表要旨)
- IP002 ラットの時間知覚における脳内電気活動のスペクトル分析による検討
- 海馬θ波を用いた時間知覚における海馬機能の検討
- P-1-3 ラットの間隔二等分課題における刺激周波数の影響
- ラットの時間知覚における海馬の情報処理過程の検討
- ラットにおける計時処理の選択と時間情報の記憶の関連
- O-2C-4 ラットにおける計時処理の選択と時間情報の記憶(日本動物心理学会第61回大会発表要旨)
- オドボール課題を用いたラットにおける事象関連電位の検討
- 摂食コスト上昇がラットのサーカディアン周期に及ぼす影響
- コンピュータ版心理学テキストの作成手法の開発(2) : CTPと書籍型テキストとの学習効果の比較
- 心理学分野でのコンピュータ支援学習システムの開発 : CTPシステムの構成とその学習効果
- OB-10 ピーク法を用いたラットの時間知覚のサーカディアンリズムの検討(日本動物心理学会第67回大会発表要旨)
- ラットにおける負パターン課題の誤反応の分析
- 時間情報処理と海馬機能 (特集 生理心理学の最近のトピックス)
- ラットの自発的回転輪走行に及ぼす体重制限の効果
- ラットの自発的回転輪走行と海馬脳波のセッション内変動
- OA-08 タッチパネルを用いたラットの図形弁別の試み(日本動物心理学会第65回大会発表要旨)
- PA08 セルフスタートレバーを用いたラットのタイミング行動(日本動物心理学会第64回大会発表要旨)
- OB02 ラットの回転輪走行におけるセッション内変動の検討(日本動物心理学会第64回大会発表要旨)
- ラットのピーク法におけるタイミング行動の検討-セルフスタートレバーとギャップ手続きの効果-
- IP020 ラットの回転輪走行における性差および体重統制の効果について
- ピーク法によるタイミング行動の形成と時間的分布
- 時間弁別の行動特性と脳の情報処理モデル (特集 動物における空間・時間認知の生理心理学)
- P-III-B-6 老齢マウスにおける輪廻し行動リズムの減衰 日本動物心理学会第51回大会発表要旨
- O-4-5 ラットのDRLLスケジュールにおける観察反応(日本動物心理学会第56回大会発表要旨)
- 刺激出現頻度がラットの聴覚誘発電位に及ぼす影響
- OC5 ラットの時間弁別学習における観察反応に及ぼす試行間間隔の効果(日本動物心理学会第55回大会発表要旨)
- ラットの時間弁別学習中の弁別負刺激の呈示をもたらす観察反応(日本動物心理学会第54回大会発表要旨)
- ラットの時間弁別学習における手がかり刺激の利用
- P-1-02 ラットのpositive patterning課題に及ぼす内側中隔野内スコポラミン, ムシモール投与の効果(日本動物心理学会第59回大会発表)
- P-I-14 ラットにおけるフリッカー光弁別とCFF(日本動物心理学会第52回大会発表)
- 動物の時間--実験データが示すもの
- 行動科学-4-行動科学の学際領域
- 行動科学-3-行動科学の進歩
- 行動科学-2-行動科学の構築過程
- O-1-06 ラットの時間弁別学習における刺激モダリティの検討
- 弁別学習時の脳波活動 (特集2 学習と脳)
- 弁別学習と海馬脳波の分析話題提供者(第1回フォーラム,認知行動の生理心理学的アプローチ,1994年度日本基礎心理学会フォーラム発表要旨)
- 時間知覚の数理モデル(高専・大学,第91回全国算数・数学教育研究(京都)大会第56回近畿算数・数学教育研究(京都)大会日本数学教育学会第91回総会)
- ラット概日リズムにおける活動性と加齢の要因の基礎的検討
- O-1-2 ラットにおけるレバー押し反応と輪廻しのサーカディアンリズム(日本動物心理学会第57回大会発表要旨)
- ラットの逆転弁別課題と前部帯状皮質(ACC)のP2成分の関連(日本基礎心理学会第30回大会,大会発表要旨)
- 非線形課題と線形課題中のラットの海馬θ波の検討
- 基礎から応用への線形性と非線形性--動物モデルの立場から (特集 基礎からみた応用/応用からみた基礎)
- O-1-03 ラットの時間弁別行動に及ぼすアルコールの影響(日本動物心理学会第58回大会発表要旨)
- 数字の選択行動に関する行動科学的アプローチ
- 時間弁別課題遂行中のラットの血圧連続測定
- B-III-6 ラットの24時間実験の試み(日本動物心理学会第53回大会発表要旨)