18. On the Packet Velocity of Dispersive Elastic Waves of Irregular Form
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概要
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無限につづく周期的波動の場合の群速度については今更議論をする必要がないが,波形が不規則な場合や,周期的であるにしても短い範圍の波群の場合は,未だよくしらべられてないやうである.レーレー波やラブ波の波長が比較的に短い場合や比較的に長い場合は計算が割合に簡單に取扱へるから,それ等の場合をしらべて見ると甚だ面白い性質があることがわかつた.波形が不規則な場合には,波の重心にあたる部分が,無限大り波長の正弦波に相當する群速度を以て傳範移動することがわかつたのである.波形が正弦形であつても,その波が一定の範圍にしか渉つてをらぬ場合には,その正弦波の波長に相當する群速度で重心が移動するのでなく,やはり無限大波長の正弦波に相當する群速度で移動するらしい,之等の性質は,無限大波長の正弦波に相當する群速度が有限長の正弦波に相當する群速度よりも高くても低くてもあり得るのである.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,Earthquake Research Instituteの論文
- 1939-00-00
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,Earthquake Research Institute | 論文
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