養蚕文化の中・日比較民俗考
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概要
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桑栽培、養蚕および蚕糸を利用した絹の織造は、中国古代人の偉大な発明である。早くも4700年以前(新石器時代末期)に、我々の祖先はすでに養蚕および蚕糸織布を可能にしていた。中・日両国は一衣帯水の関係にあり、歴史的にも中・日両国の人々の交流は一貫して頻繁であり、蚕糸生産技術の伝播に伴い、必然的に蚕糸民俗文化の交流がもたらされた。具体的には蚕神信仰およびその神話、蚕神祭祀や祈祷などの民俗事象の方面において、中・日両国の間にはいずれも多くの相似点があり、比較研究に値する。 ...
- 筑波大学比較民俗研究会の論文
筑波大学比較民俗研究会 | 論文
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