備長炭を空気極としたグルコース燃料電池の改良
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
創立150年記念号 : 実験科目の新しい試み = 155th anniversary number : new trials of student experiment classes慶應義塾大学日吉キャンパスにおける文系学生を対象とした化学実験のテーマの1 つとして,電池に関する実験を平成17年度から開始した。その過程で,文献を参考にしてグルコース燃料電池を組み立てたが,ソーラーモーターが回転しないという問題が生じた。そこで実験条件を検討したところ,白金箔電極の表面積が不足していること,また備長炭が濡れて短時間に失活するためであることがわかった。これらの問題は白金黒電極を用い,さらに備長炭をテフロンコーティング加工することで解決することができた。また備長炭が空気極として作用する仕組みについてもあわせて考察した。
- 慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会の論文
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会 | 論文
- 訂正表 Painleve性(慶應義塾大学日吉紀要自然科学No.32,pp.1-37,2002年)の訂正表
- Painlevé性 : 可積分判定法という観点から
- モーリス・ド・ゲラン『ラ・バカント』(翻訳)
- モーリス・ド・ゲラン『ル・サントール』(翻訳)
- バルベー・ドールヴィイ『歴史の一頁(一六〇三年)』(翻訳)