有配偶女子雇用就業確率への実証的アプローチ
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概要
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本稿は、現代におけるわが国の雇用制度をふまえた有配偶女子の労働供給モデルを提示し、これを実証的に分析することを目的としている。本稿では、企業から提示される雇用機会は普通雇用と短時間雇用と二種類あると仮定する。しかもHeckmanらのモデルと違って、両者には賃金格差が存在することを認める。供給者は、企業から賃金率と組み合わされて提示された「短時間雇用」と「普通雇用」さらにはいずれにも就業しない無業の三者の状態から選択を行なうというモデルを作る。モデルは、伝統的な効用理論に立ち返り効用関数を具体化
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慶應義塾大学産業研究所 | 論文
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