THE BUTTERFLIES METAPHOR -From rhetorical expression in traditional literature to the use of psychological analysis in the work of Ôoka Shôhei-
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概要
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どこの国の文学においても、表現の中で修辞的技法が使用される。特に日本文学においてはそれが見事なやり方で多く用いられている。このような技法の例のすべてを辿って探していけばきりがないので、この報告ではただ一つの文学的修辞、すなわち番の蝶によって恋する男女の姿を表わす日本古来の言い回しを例にとることにしたい。江戸時代に長唄の中でしばしば用いられていたこの番の蝶という文学的技法が、やがて明治時代になると歌謡の領域を離れて小説の世界に移り、さらに日本の戦後文学においては、大岡昇平の作品を通して、ついに重要な文学的主題の一つとなるまでに進化してきたこの変化の跡を辿った。
- 2008-03-31
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