ストリームデータの利用とプライバシー保護に関する倫理的考察 : 「気持ち悪さ」と健康見守りサービス(ネットワークサービスと法律/倫理,インターネットと情報倫理教育,一般)
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概要
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近年、ビッグデータを利用するサービスが広く展開されてきている。また、そうしたデータを分析することで初めて明らかになるさまざまなことがらや事態を、広く社会設計の基礎として役立てようとする動きが見られる。データ処理能力の向上にしたがい、連続的に取得されリアルタイムで処理されるさまざまなデータ群、すなわちストリームデータの利活用も進められつつある。本発表は、それらを利活用するサービスのプライバシー問題について、情報倫理学の観点から、ビッグデータ利用が「気持ち悪い」と言われる状況の整理と考察を行ったものである。また、サービスの具体例として、個人の健康管理のためのアプリケーションやサービスで収集されるデータに関するプライバシー問題を取りあげる。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2014-02-20