センサーネットワークを用いた省エネ教育支援システムの開発(センサーNW,センシングシステム,センサーネットワーク,IoT,M2M,一般)
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概要
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東日本大震災の発生や地球温暖化に関する意識の高まりにより,我々日本人は,従来の生活スタイルを見直すこと,とりわけ省エネに関する意識改革が求められている.教育機関では,環境教育の一環として省エネ活動に関する教育が注目されており,省エネ活動を行うためのツールとして消費電力の見える化技術が開発されている.本研究では,Eco Assist Clock(EAC)で構築されたセンサーネットワークを用いた教育機関での省エネ活動を支援する新しいシステムを提案する.EACには,照明やエアコンのON/OFFを検出するためのセンサーと無線モジュールが内蔵されており,教室でのエネルギー使用状態をリアルタイムでモニターすることができる.提案するシステムは,次のような特徴と持っている.省エネ活動をするための様々なサービスの提供,安価で設置が容易,時間割との連携によりリアルタイムで無駄電力消費の見える化を実現.本報告では,提案するプロトタイプシステムの動作確認とその有用性について述べる.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2014-01-23
著者
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葛目 幸一
国立弓削荘園高等専門学校情報工学科
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岡田 雅一
国立弓削商船高等専門学校専攻科生産システム専攻
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澤 遥香
国立弓削荘園高等専門学校情報工学科
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田中 智
国立弓削荘園高等専門学校情報工学科
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西村 彩
国立弓削荘園高等専門学校情報工学科
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森野 雄也
国立弓削荘園高等専門学校情報工学科