低風圧・自励振動抑制型光ドロップケーブルの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
インターネットの普及に伴い光ドロップケーブルが大量敷設されるようになり,風圧荷重の低減や自励振動の抑制に関する要求が強くなっている.このような要求に対して,風庄低減効果と自励振動抑制効果に優れているSZねじれ構造を持つ光ドロップケーブルを開発した.SZねじれ構造を最適化するため,数値流体解析を用いて風圧特性を検討し,さらに施工性の一指針であるケーブル束化を検証することによってSZねじれ構造の反転角とピッチを決定した.開発したケーブルは,従来と同等のケーブル特性と施工性を持つことに加え,フィールド試験の結果から風圧による張力増加量を従来比39%低減することを確認した.
- 2014-01-17
著者
-
田邉 賢吾
昭和電線ケーブルシステム株式会社
-
金子 貴皇
昭和電線ケーブルシステム株式会社
-
瀬戸 昭博
昭和電線ケーブルシステム株式会社
-
吉原 龍夫
昭和電線ケーブルシステム株式会社
-
有田 謙志
昭和電線ケーブルシステム株式会社
関連論文
- 低摩擦クマゼミ防護型光ドロップケーブルの開発
- B-10-2 クマゼミ対策光ドロップケーブルの開発(B-10.光通信システムA(光ファイバ伝送路),一般セッション)
- クマゼミ対策光ドロップケーブルの開発
- B-10-19 間欠接着型光ファイバテープを用いた超細径高密度光ケーブルの開発(B-10,光通信システムA(光ファイバ伝送路),一般セッション)
- 間欠接着型光ファイバテープを用いた超細径高密度光ケーブルの開発
- B-10-3 耐風特性に優れた光ドロップケーブルの開発(B-10.光通信システムA(光ファイバ伝送路),一般セッション)
- 低風圧・自励振動抑制型光ドロップケーブルの開発