OpenCLを用いたFPGAベースFDTDアクセラレータの設計(EMC一般,マイクロ波,電磁界解析)
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概要
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FPGAによる専用ハードウェアを用いた高性能計算システムは,CPUおよびGPUと比べて電力効率が高い計算処理を実現できる.しかしながら,FPGAにおけるハードウェア設計はCPU,GPU向けのソフトウェア設計よりも多くの設計時間が必要になる.本稿ではFPGA向けOpenCLコンパイラを用いたFDTDハードウェアアクセラレータの設計を行っている.このコンパイラによってOpenCL記述から自動的にハードウェアを作成することができるため,ハードウェア記述言語による回路設計と比べて短時間でFPGAにアプリケーションを実装することができる.FPGAにおけるFDTDアクセラレータの実装結果から,CPUと比べて処理速度が速く,GPUと比べて約1/10の消費電力で計算できることを確認した.
- 2013-10-17
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