ビタミンE類の抗酸化作用と中枢神経疾患抑制の可能性
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概要
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Vitamin E is a generic term for all tocopherol and tocotrienol derivatives. The most abundant and active form of vitamin E isoforms in vivo is α-tocopherol, but recently the roles of other forms of vitamin E have received renewed attention. In this review, we summarize the differences among α-, β-, γ-, δ-tocopherols and tocotrienols specifically regarding the following points; (1) their radical-scavenging efficacies in solution, (2) their physical effects at the liposomal membrane interior and in cells, and (3) their protective effects against cell toxicity and diseases by using animal models. Moreover, the physiological significance and future prospects for using vitamin E, especially tocotrienols, for the prevention and treatment of diseases, especially neurodegenerative diseases, are discussed.
- 日本ビタミン学会の論文
- 2014-02-25
著者
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吉田 康一
独立行政法人産業技術総合研究所,ヒューマンストレスシグナル研究センター
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七里 元督
独立行政法人産業技術総合研究所・健康工学研究部門・ストレス応答研究グループ
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吉田 康一
独立行政法人産業技術総合研究所,健康工学研究部門
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赤澤 陽子
独立行政法人産業技術総合研究所,健康工学研究部門
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梅野 彩
独立行政法人産業技術総合研究所,健康工学研究部門
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室冨 和俊
独立行政法人産業技術総合研究所,健康工学研究部門
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七里 元督
独立行政法人産業技術総合研究所,健康工学研究部門
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七里 元督
独立行政法人産業技術総合研究所 健康工学研究部門
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