不安軽減のための妊婦支援ツールに関する研究
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概要
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少子化に伴い、日本は様々な支援に取り組んでいる。とりわけ妊婦に関するシステムは、多くが産科医の負担軽減を目的としており、妊婦の視点に重視したIT研究はあまり行われていない。本研究では、妊婦特有の不安軽減を目的とした支援ツールを考察する。 約半年におけるTwitterでの心情調査の結果、妊婦には「得も言われぬ不安」が存在することがわかった。この謂れの無い不安は、「家族とコミュニケーションを図る」「赤ちゃんが元気であると実感する」「感情を言葉にする」「同じ不安を抱える人を知る」「正しい知識を得る」という5つの条件下において軽減されると考えられる。従って本研究では、5つの状況を作り出すサポートツールを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2012-03-06