サイト間のリンク関係を考慮した有害情報フィルタリングのための教師データ自動生成手法
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概要
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Webサイトが増加しており,それに伴い,未成年が容易に有害サイトにアクセスできる状況となっている.そのため,未成年の有害サイトへの訪問を防止するための有害情報フィルタリングの研究がされている.しかし,有害情報フィルタリングでは一般的に教師あり学習による分類手法を用いるが,教師データの生成には多くの人的コストや時間がかかるという問題がある.そこで,本研究では,リンク関係とその関係の強さに基づいてクラスタリングし,有害サイトのクラスタを抽出することで,教師データとなる有害サイトを自動抽出する手法を提案する.この手法により,教師データの生成にかかる人的コストや時間を削減することができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2012-03-06
著者
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