「言葉の使い方を振り返る力」を育てる学習指導 -小学校国語科におけるロールプレイの活用-
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概要
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本稿の目的は、小学校国語科の授業においてロールプレイを用いた言語活動を行い、実践の意義と課題を考察することにある。ロールプレイとは、役割演技とも言われ、ロールカードによって与えられた役割や状況に応じた会話で演じる活動である。他者との会話を演じ、その活動を、教師や友達、自分自身の振り返りによって評価することにより、自分のコミュニケーションのあり方や良さを意識させ、それをクラス全員に共有させることがねらいである。そのためには、授業計画・伝え合い・振り返りという三つの要件が必要である。本論ではこの三つの要件を柱に据え「言葉の学びを振り返る力を育てる学習指導の要件」の有効性について検証していく。
- 神戸常盤大学の論文
- 2014-03-31