フーリエ変換を用いた補間近似を要さない高速エコーデータ生成法 : フーリエ変換を用いたエコーデータ生成法(その3)(医用超音波,アコースティックイメージング,一般)
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概要
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高速フーリエ変換を用いた補間近似を要さない高速エコーデータの生成方法に関する当研究において、これまで、補間近似を要さずに高精度に任意直交座標系においてエコーデータを高速に生成できる方法を実現し、他のフーリエ変換を用いたBusseの方法やJian-yuの方法との比較を行いながら、その様な勝る特徴の有効性を報告してきた。今回は、それらの特徴を備えつつ、Busseの高速逆フーリエ変換法を参考にして、さらに計算速度を向上させた方法を報告する。実行可能性と精度をステリングした平面波に関するシミュレーションを通じて確認した。以前の方法と同様に、本法を用いたステアリング角度の異なる平面波の重ね合わせや、適切なアポダイゼーション等により、少ない送信回数により、他のビームでセクタやラディアル、ファン状等の様々な走査を行った場合のエコーデータフレームを高速に生成できる。
- 2013-06-17