設計進度に応じた設計モデルの段階的なシンタックスチェック手法の提案
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概要
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設計モデル作成時には規定のシンタックスを遵守するためにシンタックスチェックを行う.既存手法では,適用するシンタックスは1つであり,そのシンタックスに違反する記述を制限している.ラフな記述で試行錯誤しながら設計モデルを書き起こす設計初期工程に対して,詳細に定義されたシンタックスを適用すると,制約が多すぎて自由に記述できない.一方,設計モデルの品質を高めていく設計後期工程に対して,制約が緩く自由度の高いシンタックスを適用すると,定義過不足や矛盾等の不具合原因となりうる.このように設計進度に応じて必要なシンタックスが異なり,適用可能なシンタックスが1つであると使い勝手が悪い.本稿では,設計進度に応じて段階的に設計モデルに適用するシンタックスを変更可能なシンタックスチェック手法を提案する.提案手法の特徴は,階層的にレベル分けしたシンタックスからレベル毎のサブセットを抽出し,レベル順に段階的にシンタックスチェックを実施することである.
- 2013-07-18
著者
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