センサネットワーク電源用0.5V起動フィードフォワード制御による1入力2出力オンチップ昇圧DC-DCコンバータ(アナログ,アナデジ混載,RF及びセンサインタフェース回路)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
乾電池/太陽電池駆動のセンサネットワーク用に1インダクタ2出力構成(SIDO)の昇圧型DC-DCコンバータを開発した。190nm CMOSプロセスでテストチップを試作した。チップサイズは0.75mm^2である。フィードフォワード制御を用いることで位相補償不要でありながら変換効率87%を達成した。入力電圧の1Vから2Vへの変化時の出力電圧変動は100mV以下である。太陽電池駆動の場合、0.5V起動が必要である。フラッシュ内蔵マイコンプロセスで実現するため、起動回路のバックゲートをフォワードバイアスで用いている。簡易MPPT(Maximum Power Point Tracking)機能を内蔵しており、解放電圧1.03Vの太陽電池では、0.4Fスーパキャパシタを0Vから5Vに80秒で充電できる。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-06-27
著者
-
清水 徹
ルネサス エレクトロニクス株式会社
-
熊本 敏夫
ルネサス エレクトロニクス(株)
-
中瀬 泰伸
ルネサス エレクトロニクス(株)
-
井戸 康弘
ルネサス エレクトロニクス(株)
-
大石 司
ルネサス エレクトロニクス(株)
-
清水 徹
ルネサス エレクトロニクス(株)
関連論文
- ノーマリオフコンピューティング課題と挑戦
- センサネットワーク電源用0.5V起動フィードフォワード制御による1入力2出力オンチップ昇圧DC-DCコンバータ(アナログ,アナデジ混載,RF及びセンサインタフェース回路)