双対符号を用いた高符号化率パンクチャド畳込み符号の構成に関する一考察(II)(フレッシュマンセッション,フレッシュマンセッション,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
パンクチャド畳込み符号は,高符号化率においても有効な誤り訂正能力を持ち,情報伝送に広く使われている.本稿では,R=1/2を原符号とする全数探索で得られた既知の優良なパンクチャド畳込み符号から双対符号を用いて,得られたパンクチャド畳込み符号の構成方法とその結果を示す.また原符号の符号化率が低いほど優れたパンクチャド畳込み符号を得ることができることから,R=1/2原符号の生成多項式を組み替えて,新たにR=1/2より低い符号化率の原符号を生成し,この原符号をもつパンクチャド畳込み符号から双対符号を用いて,得られたパンクチャド畳込み符号の構成方法とその結果を示す.さらに双対符号を用いた探索で得られた優良なパンクチャド畳込み符号から再び双対符号を用いた探索を繰り返し,得られたパンクチャド畳込み符号を示す.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-18