コスト付き符号化を用いたステガノグラフィ(フレッシュマンセッション,フレッシュマンセッション,一般)
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概要
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近年,ネットワーク通信の発展に伴い,安全に通信を行う技術が重要になっている.この要求に対して暗号技術が必ずしも満たすとは限らない.この対策として,通信秘匿技術であるステガノグラフィがあり,一般的な手法にLSB法が知られている.しかし,LSB法は誤りビットの発生について考慮されていないため,これまでにLSB法を基に誤りビットを考慮した多くの手法が提案されてきた.本論文では,コスト付き符号化を用いて埋め込む情報を誤りパターンに変換し,排他的論理和によって埋め込むステガノグラフィを提案する.また,数値計算によって理論限界R= H(Δ)まで漸近的に近づけることができることを示す.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-18
著者
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松本 和幸
徳島大学システム創生工学専攻
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合田 翔
徳島大学システム創生工学専攻
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渡辺 峻
徳島大学システム創生工学専攻
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吉田 稔
徳島大学システム創生工学専攻
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北 研二
徳島大学システム創生工学専攻