教養科目「表現法入門」における授業の実践例 : コミュニケーションは「気づき」から
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概要
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人は何故、コミュニケーションをするのか。それは他者と交わりたい、他者と意味を共有したいと願い、自己の内部に起こった抽象的な考えを表現したいからである。すなわち、人間として社会の中で生きていくのに必要なコミュニケーションは、自分の感性や思考に気づくことから生まれてくると言えよう。本稿では、具体的なコミュニケーションスキルに焦点を当てた授業ではなく、「自分の内面への気づき」という心理面を表現力の基礎教育と考えた授業のいくつかを紹介する。また、学生のコミュニケーション意識やスキルについて、授業前と授業終了後にアンケートを行ったので報告する。
- 大阪物療大学の論文