アドホックネットワークから知的環境へ(基調講演,フレッシュマンセッション及び一般)
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概要
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各々2007年4月に設立されたアドホックネットワーク研究専門委員会とユビキタス・センサーネットワーク研究専門委員会が発展的に統合し,2013年4月より知的環境とセンサーネットワーク専門委員会としてスタートすることになった.アドホックネットワーク研究専門委員会は,2004年からのアドホックネットワーク時限研究委員会の時代を合わせると,8年を越える期間,計36回のワークショップ及び研究会,全618件の発表を行ってきた.アドホックネットワークの実用化に向けた貢献は今一歩の感があるが,ルーティング技術や指向性アンテナ技術等,技術面では大きく貢献できたと考えている.また,国際標準化に対しても一定の貢献をおこなってきた.今回発足する知的環境とセンサーネットワーク研究会は,ネットワーク技術のみならず,知的環境を形成するために必須の大量データ処理技術や,アプリケーションのためのフレームワーク技術までを含み,システム全体までを視野に入れた研究専門委員会である.他学会との連携による複合研究領域の発掘や,産業応用の推進に向けた企業連携の促進を運営方針としている.本研究専門委員会の活動が知的環境分野を発展させ,新しい社会基盤構築に貢献することを期待している.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-05-09
著者
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