電気化学測定を利用したヘムタンパク質シトクロムc_3の電子移動指向性の解明(薄膜(Si,化合物,有機,フレキシブル)機能デバイス・バイオテクノロジー・材料・評価技術及び一般)
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概要
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マルチレドックであるヘムタンパク質シトクロムc_3の分子内電子移動における電子の出入口を明らかにした研究である。シトクロムc_3は、分子内に4つのヘム(ヘムI、ヘムII、ヘムIII、ヘムIV)を有する酸化還元タンパク質である。生体内においてこれら4つのヘムが酸化還元し、電子伝達体として働く。しかしながら、4つのヘムのうち、電子受容するヘムおよび電子供与するヘムは明らかとなっていない。そこで本研究では、シトクロムc_3の電子受容ヘムおよび電子供与ヘムを特定することを目的とした。シトクロムc_3を電極上に固定化し、生体内の電子伝達パートナーであるヒドロゲナーゼとの電子移動と複合体形成反応を高感度EQCM法で同時測定した。
- 2013-04-18
著者
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朝倉 則行
東京工業大学大学院 生命理工学研究科 生物プロセス専攻
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朝倉 則行
東京工業大学大学院生命理工学研究科
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深井 麻美
東京工業大学大学院生命理工学研究科
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田木 正樹
東京工業大学大学院生命理工学研究科
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澁谷 直哉
東京工業大学大学院生命理工学研究科
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