データセンタにおけるエネルギー最適化システム構成法の検討(ホームネットワーク,グリーン・省電力ICT,スマートグリッド,省エネルギー,障害対策・BCP,データ分析・処理基盤,ビッグデータ及び一般)
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概要
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データセンタを構成するICT機器、空調機器、給電機器それぞれのエネルギー効率の改善は進んでいるが、データセンタ全体の消費電力は引き続き増加する傾向にある。また、ICT機器の消費電力の負荷比例性の高まりや仮想化技術の利用等によって、データセンタにおける消費電力特性が変化してきている。消費電力特性の変化に伴い、ICT機器、空調機器、給電機器単体の効率化など、各技術分野に閉じたエネルギー効率の改善だけでなく、ICT機器と空調機器が互いに連携するなど、異なる技術分野の連係によって、更なるエネルギー削減が期待できる状況にある。本稿では、データセンタ全体のエネルギー最適化を図るシステムに関して、特にICT機器と空調機器の連携に着目し、消費電力特性の変遷からシステムに対する要求条件や課題を整理し、必要となる機能要素や求められるインタフェース条件などシステムの構成法について述べる。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-04-11
著者
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