音声書き起こし支援システムに向けた自動頭出し機能の開発と評価
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概要
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録音された音声を聞きながら、発話の内容を文字に書き起こす作業 (書き起こし作業) において、音声認識技術を利用し、発話内容を自動で文字に書き起こす 「自動書き起こし」 の実現が望まれている.しかし、現在の音声認識技術において、発話者や環境が限定されていない場合に、精度の高い音声認識結果を得ることは難しい.一方、現在の書き起こし作業においては、書いている位置と再生位置のずれが発生するため、再生位置を手動で戻すという行為が多く発生し、作業者の負担が大きい.そこで、本報告では、書き起こし作業の支援として、作業者の書き起こし状況に応じた音声の再生制御を行う機能を検討する.ラティスおよび強制アライメントを用いた頭出し位置の推定アルゴリズムを検討し、実際の会議等での音声データを用いた評価実験を行い、提案手法が有効であることを確認する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2012-01-27
著者
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