2111 端部拘束されたRCディープビームの破壊挙動に関する実験的研究(せん断)
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概要
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端部拘束されたRCディープビームの破壊挙動に関する一連の実験を行い、(1)曲げに対する設計は、最大正負モーメントでの塑性ヒンジの発生による荷重再分配を考慮して設計するのが妥当であること、(2)はりのせん断耐力は、せん断スパンと有効高さの比an/dに大きく影響を受けるとともに、an/dの増加に伴い脆性的な破壊を示すこと、(3)腹部に等間隔で配置された水平鉄筋は、an/dの値が小さい場合にはせん断耐力を増加させ、an/dの値が大きくなり曲げ変形が卓越する場合には、せん断耐力の増加には直接影響せず、曲げ耐力とひび割れの分散性を向上させること、などを明らかにした。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1996-06-17
著者
-
日野 伸一
九州大学工学部土木工学教室
-
太田 俊昭
九州大学工学研究科都市環境システム工学専攻
-
元 大淵
九州大学大学院工学研究科土木工学専攻
-
福永 義行
九州大学大学院工学研究科土木工学専攻
-
日野 伸一
九州大学工学部建設都市工学科
-
日野 伸一
九州大学工学研究科都市環境システム工学専攻
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