3144 プレキャスト部材接合部の曲げ剛性に関する実験的研究(プレキャストコンクリート)
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概要
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分割型の多連式ボックスカルバートにおける側壁部材とそれに重ね合わせて接合する頂版部材を簡易に接合できる継手構造を考案した。継手に異形鉄筋(以下,接合筋と称す)を用いた本継手構造は簡易的な接合のため,部材同士の一体化が図れず,接合部付近で曲げ剛性が低下していることが予想される。そこで,部材厚,接合筋径等のパラメータを変化させた試験体を用いて載荷実験を実施し,曲げ剛性低下区間の設定,低下区間の曲げ剛性値の算出を行い,各種パラメータが曲げ剛性値に与える影響を検討した。その結果,接合筋径が曲げ剛性値に大きく影響を与えていることが明らかとなった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1999-06-21
著者
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多田 克彦
(株)日東 技術部
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鈴木 英男
太平洋セメント(株) 設備技術部土木建築課
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松井 孝之
太平洋セメント(株) 設備技術部土木建築課
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宮園 森男
(株)日東
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多田 克彦
(株)日東技術部
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鈴木 英男
太平洋セメント(株)設備技術部土木建築課