2210 大深度円形立坑における温度応力対策に関する一考察(施工,舗装,ダム他)
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概要
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大深度円形立坑において,逆巻工法により構築する本体コンクリートはマッシブであり,かつ高次の外部拘束を受ける構造となる。そこで,温度応力によるひび割れ発生を抑制するため,施工初期に計測したデータをその後の施工に反映させることが有効である。本報告は,計測結果を次期の施工にフィードバックする際に使用する温度応力解析について,有限要素法による1次元,軸対称,3次元の各モデルの比較を行った。その結果,軸対称モデルが3次元モデルに対し同程度の精度を有することと,本体コンクリートの解析に適しているという結論が得られた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
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岩波 基
(株)熊谷組, 土木本部土木設計部
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竹内 秀二
建設省関東地方建設局江戸川工事事務所江戸川上流出張所
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櫛原 賢二
建設省関東地方建設局江戸川工事事務所江戸川上流出張所
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江島 裕章
(株)熊谷組 土木本部土木技術部
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岩波 基
(株)熊谷組土木本部土木技術部
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