2101 NC継手の力学的挙動について(付着・定着・継手)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
重ね継手の一種であるNC(NoncontactLapSplices)継手の挙動を調べるために、純引張および曲げ供試体による実験を行い、鉄筋の降伏強度において、鉄筋の重ね長が鉄筋径の30〜40倍以上では通常の重ね継手あるいは継手のない供試体と挙動の差異はなく、軸方向鉄筋の中心間隔はこの実験の範囲では継手の挙動に影響を与えないことが明らかとなつた。さらに、NC継手の挙動の解析に圧縮場理論を適用し、軸方向鉄筋と横方向鉄筋応力の関連について検討を加えた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1997-06-09