1085 低熱ボルトランドセメントを用いたコンクリートの積算温度に関する一考察(強度・力学的性質)
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概要
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ビーライト含有割合の高いセメントを用い、異なる温度で水中養生したコンクリートの圧縮強度を測定し積算温度との関係を調べた。その結果、若材齢における強度増進は緩やかであるが、ある材齢から強度が著しく増進し、その材齢は養生温度が高いほど早い傾向を示した。次に、一般に用いられる定数が10℃の積算温度を指標として圧縮強度の結果を考察したが高い相関は得られなかった。しかし、定数を0℃とした積算温度では良い相関が認められた。また、積算温度と圧縮強度の関係を近似すると、250。D.D近辺を境に勾配の異なる二つの近似式で現された。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1997-06-09
著者
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小島 利広
三菱マテリアル
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小山 宣幸
三菱マテリアル(株)セメント開発センター 開発研究室
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平田 久則
三菱マテリアル(株)セメント開発センター 開発研究室
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植田 厚元
三菱マテリアル(株)セメント開発センター 開発研究室
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平田 久則
三菱マテリアル(株)セメント開発センター開発研究室
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小山 宣幸
三菱マテリアル(株)セメント開発センター開発研究室
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