P-32 くつろいでいる時に用いる姿勢の接触面積比と床暖房下における平均皮膚温の算出(ポスターセッションII)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
くつろいでいる時に用いる姿勢についてアンケート調査と接触面積の測定を行い、日常生活で用いている姿勢の比率と接触面積比を算出した。そして、床暖房下における生理心理反応について青年男性を用いて測定した。その結果、くつろいでいる時に用いる姿勢は、7割~8割が平座位または臥位姿勢であり、その姿勢における接触面積比が1%~11%であることを把握した。床暖房下における平均皮膚温と全身温冷感との関係は、平均皮膚温の測定部位数が7点の場合(MST7)では相関があまり高くなく、測定部位数が16点で接触面温度を考慮した場合(MST16+C)では相関が高くなった。床暖房などの局所暖房を評価する場合は、前面および後面において皮膚温の測定が必要であると考えられる。
- 人間-生活環境系学会の論文
- 2012-11-21
著者
関連論文
- 41293 青年男性の襟元形状の違いが温熱的快適感や温冷感に与える影響(オフィス・教室,環境工学II)
- 41292 青年女性の下肢への熱放射または着衣形状の相違が温冷感と温熱的快適感に及ぼす影響(オフィス・教室,環境工学II)
- 4057 青年女性におけるスカート着用時の下肢への放射熱が生理心理反応に及ぼす影響(環境)
- 41008 居間-脱衣室を想定した温熱環境のステップ変化が生理心理反応に及ぼす影響(脱衣室・浴室,環境工学II)
- 41179 室温と着衣量のステップ変化が青年男性の平均皮膚温と心理反応に及ぼす影響(被験者実験,環境工学II,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 40433 熱環境評価に基づいた屋外憩い空間の計画方法に関する研究 : (その1)学生広場における温熱、風環境の測定結果と考察(屋外温熱快適性と健康影響,環境工学I,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 40042 居住空間における気流の印象評価と温冷感に関する実験的研究(物理環境と心理評価,環境工学I,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 41355 シーリングファンを用いたオフィス空間内の熱環境調整手法に関する研究 : (その6) サーマルマネキンによる人体各部位の対流熱伝達率測定に基づく65MNSET^*の算出(大空間・シーリングファン,環境工学II,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- B-4 定電力制御した男性型サーマルマネキンを用いた襟元形状の違いが胸部表面温度に与える影響の把握(セッションB シミュレーション・モデル評価2)
- I-3 熱放射パネルによるスカート着用時の下肢への放射熱が生理心理反応に及ぼす影響に関する研究(セッションI 環境評価2)
- P-32 くつろいでいる時に用いる姿勢の接触面積比と床暖房下における平均皮膚温の算出(ポスターセッションII)