ベースバンドにおける非線形性制御による送信機識別性能の向上(移動通信ワークショップ)

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概要

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本稿では、肥EE802.11a/gにおける無線送信機識別のための非線形性推定について検討する。無線送信機識別の方法としては、送信機のRFフロントエンド非線形性がハードウェアの形状や製造バラつきによって個体差が生じることが知られているが、送信機の非線形性は通常小さいためにEb/N0が低い場合、識別能力が十分でないという問題があった。そこで、べースバンドにおける非線形性制御による送信機識別性能の向上法を提案し、計算機シミュレーションにより提案手法の有効性を評価する既知信号にロングトレーニング信号を用いて非線形性を推定した結果、非線形性が通常と同程度の場合には、実用的なEb/N0では識別が困難であったが、提案する非線形性推定法では十分な識別が可能となる見通しを得た。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2013-02-20

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