個人情報保護を考慮した空間情報構築手法の検討(インターネット応用,スマートグリッド,一般)
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概要
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センサを搭載したスマートフォンが急速に普及していることを背景に,一般ユーザの持つ携帯端末をセンシングポイントとするユーザ参加型センシングによる空間情報の構築が期待されている.一般ユーザのスマートフォンを用いることによって,既存のセンシングでは得られない詳細な統計情報を構築するが,この際に携帯端末はユーザの行動と密接な関係を持っているために個人情報と個人情報に直結する情報を秘匿化する技術の開発が非常に重要となる.センシングに参加する一般ユーザのプライバシー侵害に対する不安を取り除き,より多くのユーザがセンシングに参加する環境をつくりだすために,ユーザ側でデータ加工を行う研究が数多くなされているが,個々のデータに関する統計情報のデータ分布が一般に明らかとなっている場合,ユーザのプライバシー性が大きく下がってしまうという課題が挙げられる.本研究では,統計情報をカテゴリデータとして捉え,データ分布が既知である際に個人情報保護を考慮した統計情報の構築手法について提案する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-02-07
著者
-
瀬崎 薫
東京大学 生産技術研究所
-
岩井 将行
東京大学 生産技術研究所
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青木 俊介
東京大学大学院情報理工学系研究科
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瀬崎 薫
東京大学 生産技術研究所:東京大学 空間情報科学研究センター
-
青木 俊介
東京大学大学院 情報理工学系研究科
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