誤検出を考慮した学習型占有率測定法を用いたランデブチャネルの総時間評価(コグニティブ無線ネットワーク,クロスレイヤ技術)

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概要

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周波数資源の高効率運用のためコグニティブ無線が注目されている。コグニティブ無線では,自由度の高いチャネル選択が可能である.従って,送受信機間の選択チャネルを共通化するランデブチャネルが必要になる.筆者らは,学習型占有率測定法に基づくランデブチャネル法を提案し,その有効性を検証した.しかし,評価では,既存システムのアクセスを検出する,検出器は理想的であるとし,実環境においては,検出を誤る誤検出が発生する.誤検出は,提案法において,制御信号と既存システムの同時アクセスによる衝突の発生だけでなく,占有率の測定精度の劣化が生じ,提案法の有効性が劣化する要因となる.そこで,本稿では,誤検出の発生を考慮した検出器を用いた環境において,学習型占有率測定法に基づくランデブチャネルを理論解析により評価した.その結果,誤検出が生じる場合では誤検出が生じない場合と比較して,より学習時間が必要になることが明らかになった.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2013-01-17

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