周波数領域プリコーディングを用いた空間変調OFDM方式の特性評価(無線通信のための信号処理及び一般)
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概要
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本稿では,高い周波数利用効率を実現する新たな変調方式として注目されている空間変調とOFDMを組み合わせた空間変調OFDM(SM-OFDM)に関する検討を行う.空間変調OFDMでは,通信路応答値が小さい送信アンテナが存在する場合にフロア誤りが発生し通信品質が劣化してしまう.そこで,OFDM変調の際に周波数領域プリコーディングを行い,サブキャリアのデータシンボルを全サブキャリアに分散させることで通信路の状況によって特定のサブキャリアにディップが生じても周波数ダイバーシチ効果を得ることで特性の劣化を防ぐ手法を提案し,計算機シミュレーションによって,その特性の評価を行う.
- 2013-01-24
著者
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