身体コミュニケーションを言語化すること : ダンスと対話の融合(『場のデザイン』及びコミュニケーション一般)
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概要
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ダンサー・振り付け家として活動している砂連尾理と、臨床コミュニケーションの手法として哲学カフェを展開している西川勝は、特別養護老人ホームなどでダンスワークショップと哲学カフェを融合させた「身体コミュニケーションの言語化ワークショップ」を継続的に実施している。通常は意識されることの少ない身体コミュニケーションの微細な表現や意味について、対話を通して参加者が相互に確認し合うことによって、コミュニケーションの重層性に対する自覚が深まっていく。ダンスと対話を融合させたワークショップは、コミュニケーションの基盤となる身体への再考をうながし、言語的コミュニケーションに問題が生じてしまう高齢者介護などの現場において、新たなコミュニケーション回路を発見する入口になる可能性を有している。
- 2013-02-25