3200 低強度コンクリート学校校舎の耐震補強効果(耐震補強)
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概要
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本研究は愛媛県の低強度コンクリート(9N/mm^2≦σB<13.5N/mm^2)既存RC造校舎の耐震改修設計の妥当性を検証するために行った。試験体は実大に対して1/1.75の寸法を持つ1層1スパン架構で,無補強フレーム試験体,鉄骨ブレースあと施工アンカー工法による補強試験体及び鉄骨ブレース接着工法による補強試験体の3体である。実験の結果,四国耐震診断評定委員会・愛媛耐震研究会によって作成された「低強度コンクリートの既存鉄筋コンクリート造建物の耐震改修において考慮すべき基本方針(案)」に基づいて設計を行えば安全性が確保されることが確認できた。また鉄骨ブレース接着工法についても耐震補強に有効であることが確認できた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2008-07-30
著者
-
石村 光由
福山大学大学院博士課程
-
伊与田 貴章
福山大学工学部建築学科
-
石村 光由
福山大学大学院博士課程地域空間工学専攻
-
伊与田 章
東亜建設工業株式会社・中国支店
-
藤井 己
工務店梁山泊
-
南 宏
福山大学工学部建築・建設学科
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