3153 道路橋RC床版の疲労損傷過程における上面かぶりの剥離の影響(疲労・衝撃)
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概要
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道路橋RC床版の路面側に塩害が生じた場合,かぶりの剥離が生じることがあり,RC床版の疲労耐久性にも影響が及ぶことが懸念される。このことから,RC床版の疲労損傷過程における上面かぶりの役割とかぶりが剥離したときの影響について,床版供試体2体の輪荷重走行試験により検討を行った。ひび割れの進展とともにRC床版内にアーチ機構が形成された後,圧縮部材を構成するかぶりコンクリートに,圧縮疲労による弾性係数の低下が生じることがわかった。また,塩害等によって上面かぶりが剥離した場合でも,圧縮主鉄筋がアーチ機構の保持に貢献することが確認できた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2008-07-30
著者
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