1048 ポリプロピレン短繊維による鋼繊維補強コンクリートの耐火性能に関する研究(短繊維補強コンクリート(材料))
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概要
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コンクリートの剥落防止,鉄筋量低減,施工性向上および製作コスト縮減など様々な利点から,近年,鋼繊維補強高流動コンクリートがシールドセグメントに適用されている。都市型の大深度地下シールドセグメントには,耐火性能が求められているが,鋼繊維補強高流動コンクリートの耐火性能については,十分把握されていないのが現状である。そこで,爆裂に対して効果的であるポリプロピレン短繊維の種類を変化させたコンクリートについて,耐火試験を実施し,その耐火性について検討を行った。その結果,アスペクト比が600程度のポリプロピレン短繊維を使用することで,爆裂を抑制可能であることが分かった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2008-07-30
著者
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屋代 勉
(株)大林組 土木技術本部技術第五部
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小林 一博
石川島建材工業(株)セグメント事業本部技術部 設計グループ課
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川西 貴士
(株)大林組 技術研究所 土木材料研究室 リニューアルグループ
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小林 一博
石川島建材工業
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田中 善広
(株)大林組東京本社ピッツバーグ工事事務所
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川西 貴士
(株)大林組東京本社技術本部技術研究所土木材料研究室
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