3256 粗い間隔でアラミド繊維補強を施したRC柱の曲げせん断性状(連続繊維補強コンクリート(構造))
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概要
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壁付きRC柱に対する耐震補強工法として,アラミド繊維帯を連続的かつ粗い間隔で巻きつける工法を提案し,その効果について検討した。その結果,高軸力下においても,強度・変形性能の改善に効果があることが確認できた。また,付着割裂破壊を抑制し,所定のせん断強度が期待できることが分かった。しかし,極短柱においては,アラミド繊維帯がカバーコンクリートに食い込み,帯の間でせん断すべりが発生して,変形性能に関しては補強効果が十分に得られなかった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-30
著者
-
日比野 陽
名古屋大学大学院
-
西 健太郎
名古屋工業大学大学院
-
花井 伸明
九州産業大学
-
日比野 陽
名古屋工業大学大学院
-
市之瀬 敏勝
名古屋工業大学建築・デザイン工学科
-
市之瀬 敏勝
名古屋工業人学
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西 健太郎
(株)竹中工務店
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