2104 ダムコンクリートの凍結融解抵抗性評価と表面劣化の影響(非破壊検査・診断)
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概要
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寒冷地に建設されたダムのコンクリートの凍結融解抵抗性を評価するため,著者らはダム本体の測定とともにダム地点にコンクリート供試体を設置し,使用材料,配合条件,環境条件を変えて,動弾性係数の経年変化を測定している。測定開始後40年以上経過し,測定点によっては測定値が低下する現象が見られたため,成分分析,組織観察を行なったところ,内部は健全であり,表面劣化であることがわかった。また,表面劣化部分を研磨等により除去すれば,低下していた超音波法による動弾性係数が回復することを確かめた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-30
著者
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原 孝志
(株)開発設計コンサルタント
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成岡 正祥
電源開発(株)国際事業部付
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成岡 正祥
電源開発(株)技術開発センター 茅ヶ崎研究所 土木材料研究室
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原 孝志
(株)開発設計コンサルタント技術研究所
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武石 昭一郎
(株)開発設計コンサルタント技術研究所
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成岡 正祥
電源開発(株)技術開発センター茅ヶ崎研究所
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