2116 U形梁主筋定着における支圧強度に関する実験的研究(付着・定着・継手)

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概要

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外柱接合部内のU形梁主筋定着部では,支圧破壊を防止することが重要である。既往の研究では,折曲げ内法半径rが小さい場合を対象とする設計式が提案されているが,この設計式は,高強度材料に対応していないこと等の問題がある。そこで,本研究では,rが1.5d(d:鉄筋径)で,且つ,高強度コンクリートを使用したU形梁主筋定着部の実験を行なった。実験の結果,折曲げ定着部の支圧強度は,コンクリート強度の7.9〜15倍であった。また,既往の実験資料を含めて検討すると,折曲げ内法半径が小さくなると支圧強度は上昇することが把握され,rが1.5dの場合の支圧強度はσ_L=50√<σ_B>(N/mm^2)で評価できた。
公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
2006-07-30

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