1350 液体急結剤-粉体急結剤を複合した吹付け技術(新材料・新工法(材料))
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概要
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アルミニウム塩を主成分とした酸性タイプの液体急結剤とカルシウムサルフォアルミネート系の粉体急結剤を複合し,モルタル・コンクリートに添加して以下の物性を確認した。(1)液体急結剤の量を一定とし,粉体急結剤の添加量を増加させることにより,高い急結性状を得た。(2)液体-粉体急結剤の複合技術を用いて吹付けすることで,低粉じん・低はね返り性を得た。(3)複合急結剤において粉体急結剤の使用量を増すことで,初期強度発現性が高くなった。早期から地山への高い支保効果を必要とする場合には,粉体急結剤の添加量を調整した吹付けが有効になると思われる。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2006-07-30
著者
-
小菅 啓一
電気化学工業
-
石田 積
電気化学工業
-
小菅 啓一
電気化学工業(株)特殊混和材事業部町田研究所
-
中島 康宏
電気化学工業(株)青海工場セメント・特混研究所
-
小菅 啓一
電気化学工業(株)特殊混和材事業部技術課
-
小菅 啓一
電気化学工業(株)唱特殊混和材事業部技術課課員
-
室川 貴
電気化学工業(株)無機材料研究センター
-
中島 康宏
電気化学工業(株)無機材料研究センター
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