1159 コンクリートの凍害および塩害による複合劣化に関する調査(耐久性)
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概要
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北海道におけるコンクリート構造物は厳しい環境下に曝されており,その使用条件によっては,凍害と塩害の複合劣化(以下複合劣化と称す)の被害を受ける場合がある。これまで凍害や塩害単独による構造物劣化状況に関する報告は多くされているが,複合劣化についての調査は少ない状況であった。今回,沿岸・海岸の海水や凍結防止剤散布による影響を受ける箇所において,複合劣化に着目した調査を行なったので,その状況について報告する。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2006-07-30
著者
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遠藤 裕丈
(独)土木研究所 寒地土木研究所 耐寒材料チーム
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田口 史雄
(独)土木研究所 寒地土木研究所寒地基礎技術研究グループ 耐寒材料チーム
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小尾 稔
国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部企画課設計審査係
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