1015 銅スラグ(CUS2.5)を用いたコンクリートの特性と施工例(骨材)
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概要
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ブリーディングの観点から,従来銅スラグはCUS混合率≦30%の条件で使用されることが多かったが,最近ではブリーディングの少なくなるCUS2.5が工業ベースで製造されるようになった。そこで,コンクリート試験を実施してCUS2.5を用いたコンクリートの特性を調べ,CUS混合率は50〜60%程度まで向上できることを明らかにした。また,石灰石微粉末の混合や高性能AE減水剤による単位水量低減によりブリーディングをかなり抑制できることを確認した。更に,我国で初めてCUS2.5を用いた高比重消波ブロックが施工されたので,その事例を紹介する。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2005-06-25
著者
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錦織 和紀郎
(株)テトラ テトラ総合技術研究所
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錦織 和紀郎
(株)不動テトラ
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谷口 昇
国土交通省中部地方整備局清水港湾事務所下田港事務所
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錦織 和紀郎
(株)テトラテトラ総合技術研究所
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川西 政雄
SMMプラントエンジニアリング(株)建設管理部土建設計グループ
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松田 節男
(株)テトラテトラ総合技術研究所
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