1127 RC構造物における鉄筋腐食の劣化原因のモニタリング用腐食センサーの開発(腐食・防食)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
RC構造物のかぶりコンクリートに埋め込んで,コンクリート表面からの塩分浸透深さを非破壊的に実時間でモニタリングできるシステムを開発するため腐食センサーを製作した。腐食センサーをNaCl水溶液,塩分含有モルタルおよび塩分が浸透するモルタル試験体に埋め込んた後,促進腐食実験によってセンサーを腐食させながら抵抗変化を測定した。その結果,腐食センサーは,腐食程度が大きいほど抵抗が大きくなり,塩分濃度が大きいほど,モルタル表面から近いほど,最初の抵抗変化時間が早く,腐食程度及び抵抗が大きくなったことから,腐食センサーは塩分浸透の深さを十分モニタリングできることが確認された。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2002-06-08
著者
関連論文
- 炭素繊維シート又は鋼板で曲げ補強したRC梁の端部剥離破壊に対する解析的研究
- 高炉スラグ微粉末を混入したセメントモルタルの早期強度の増進に関する研究
- 1384 高強度-軽量コンクリートの実用化のための基礎的な実験研究 : その2 レミコン工場及び現場での実験結果
- 1383 高強度-軽量コンクリートの実用化のための基礎的な実験研究 : その1 研究計画及び実験室での実験結果
- 2013 高炉スラグ微粉末を混入したセメントモルタルの早期強度の増進に関する研究(混和材料)
- 1171 炭素繊維シート又は鋼板で曲げ補強したRC梁の端部剥離破壊に対する解析的研究(補修・補強(構造))
- 1127 RC構造物における鉄筋腐食の劣化原因のモニタリング用腐食センサーの開発(腐食・防食)