2206 高流動コンクリートを用いた地中連続壁の側圧に関する一考察(施工)
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概要
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仕切り板方式の地中連続壁(以下,連壁),とくに先行エレメントの施工では,側圧の面から打込み速度を制限して施工しているのが現状である。連壁の精度のよい側圧予測方法が確立できれば,構造の合理化,施工時間の短縮などに貢献できる。しかし,側圧を合理的に精度よく推定する方法,特に高流動コンクリートを用いた高密度配筋の連壁に対しては十分に確立されていない。本研究では,高流動コンクリートを高密度配筋された連壁に打ち込んだ場合の側圧について室内試験結果,これまでの実績と比較検討し,配筋が側圧に及ぼす影響が大きく,動的圧の影響範囲が小さくなることなどを明らかにした。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2001-06-08
著者
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木村 克彦
清水建設(株) 技術研究所 土木研究開発部
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田中 慎一
清水建設 (株) 土木東京支店基礎工事部
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鹿島 雄樹
清水建設・大成建設・間組共同企業体
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佐藤 充史
清水建設・大成建設・間組共同企業体
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木村 克彦
清水建設(株)技術研究所テクノセンター
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田中 慎一
清水建設(株)土木東京支店基礎工事部
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