1045 焼却灰溶融スラグを粗骨材として用いたコンクリートの構造物試験施工(再生コンクリート・リサイクル)
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概要
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都市ごみなどの一般廃棄物の焼却灰溶融スラグの有効利用用途拡大の一環として,溶融徐冷スラグのコンクリート用粗骨材としての適用性を検討した。このため,実験室での配合試験,強度試験などと,大型供試体を用いた打込み試験を実施した。その結果,フレッシュ性状,強度特性,施工性など,天然骨材とほぼ同等の性状が得られたため,国道の重力式擁壁コンクリートへの適用を行い,溶融スラグを用いたコンクリートが天然骨材使用コンクリートと同等の性状を有することを確認した。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2001-06-08
著者
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黒澤 和男
国土交通省関東地方整備局宇都宮国道事務所
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板橋 宏
(株)板橋組
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田中 満
国土交通省関東地方整備局建設部住宅整備課市街地事業係
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夏堀 渉
国土交通省関東地方整備局宇都宮国道事務所 工務課
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田中 満
国土交通省関東地方整備局建政部住宅整備課市街地事業係:宇都宮国道事務所
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