2105 高強度コンクリートの圧縮クリープ性状(乾燥収縮・クリープ)

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概要

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本研究では,高強度コンクリートの圧縮クリープ性状を確認することを目的とし,圧縮強度30〜120N/mm^2のコンクリートについて載荷応力度比1/3のクリープ試験を実施した。この結果,クリープひずみは圧縮強度によらずほぼ一定値を示し,クリープ係数と単位クリープひずみは高強度になるほど小さくなった。さらに,高軸力を載荷した場合のクリープ性状を確認することを目的として,圧縮強度40〜80N/mm^2のコンクリートについて,載荷応力度比1/2のクリープ試験を行った。この結果,80N/mm^2のコンクリートのクリープ係数と単位クリープひずみは載荷応力度比1/3の場合とほぼ同等であった。
公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
2000-06-01

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