1094 衝撃振動試験による構造物の健全性評価に関する一考察(既存構造物の調査)
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概要
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固有振動数を用いて既設構造物の健全性を評価する方法については,多くの研究が行われている。供用中の構造物における固有振動数の変化は,主に部材の曲げ剛性および地盤のバネ定数の変化が原因となって生じる。本文では,実際に供用されていた鉄道構造物(コンクリート橋脚)に疑似損傷を与え,鉄道分野で広く用いられている固有振動数の測定方法である衝撃振動試験を実施し,部材の部分的な損傷が固有振動数に与える影響について,把握を試みた結果を報告する。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2000-06-01
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