公益社団法人「日本顎顔面インプラント学会」の前身第1回「日本顎顔面臨床生体材料研究会」について : 20年の発展の歴史

概要

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2012年(平成24年)12月1日,2日通算第20回,学会として第16回公益社団法人日本顎顔面インプラント学会として開催された.本学会は1993年(平成5年)10月8日東京医科歯科大学歯学部第二口腔外科榎本昭二教授を世話人代表として8名の設立世話人すなわち東京医科歯科大学附属医用器材研究所青木秀希教授,東京大学医学部口腔外科赤川徹弥教授,日本大学歯学部口腔外科工藤逸郎教授,町田市民病院口腔外科白川正順部長,鶴見大学歯学部口腔外科瀬戸皖一教授,三井記念病院口腔外科寳田博部長,東京歯科大学口腔外科野間弘康教授で発起人集会を開催して準備の上,1993年(平成5年)10月16日第1回顎顔面臨床生体材料研究会として発足し,毎年1回研究会を開催して第4回大会は1996年(平成8年)4月28日に開催された.通算第5回大会は研究会を学会として発展すべく,第1回日本顎顔面機能再建学会として1997年(平成9年)12月6日,7日の2日間開催された.これは今迄の研究会の日程の1日を2日間として学会の充実を図り,役員会はその前日に開催のため実質3日間の日程とした.本学会は通算第6回,第2回学会は1998年(平成10年)11月12日,13日の両日開催された.通算第7回大会からは日本顎顔面機能再建学会を発展的に解消して学会の充実発展を図るために第3回日本顎顔面インプラント学会と呼称して1999年(平成11年)11月19日,20日の両日開催された.それ以来学会名は日本顎顔面インプラント学会の名称で現在に至っている.それ以来学会は顎顔面臨床生体材料研究会発足以来毎年任意団体として発展してきたが,通算第16回,第12回学会は2008年(平成20年)12月6日,7日の両日開催されたが,2008年から有限責任中間法人として認可されたことが特筆すべきことであった.更に通算第17回,第13回学会は有限責任中間法人から一般社団法人に認可されることができ,学会は2009年(平成21年)12月12日,13日に開催された.この一般社団法人としては通算第18回,第14回学会も2010年(平成22年)12月4日,5日の両日開催された.通算第19回大会,第15回学会は2011年(平成23年)10月3日学会は一般社団法人力縮公益社団法人に認可されたため公益社団法人の下2011年12月3日,4日の両日開催された.本学会の記念すべき第20回大会,第16回学会は2012年(平成24年)12月1日,2日に開催された.通算21回大会,第17回学会は2013年(平成25年)12月に開催される予定である.第1回大会の任意団体から発足した本学会は任意団体15年,有限社団中間法人1年,一般社団法人2年を経て公益社団法人として2011年(平成23年)以降に発展し,会員数も初回の参加者数約200名から現在の会員数は約1,300名に達している.今回はこれら20年間の発展の歴史について主として第1回日本顎顔面臨床生体材料研究会発足迄の概要,発足時の内容について報告し,初代榎本昭二理事長,二代野間弘康理事長,三代瀬戸皖一理事長の下に発展した本学会の経緯と将来への展望について報告した.
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